診療時間 10:00~13:00/15:00~20:00 ※火曜日のみ17:00まで
休診日 木曜・土曜午後・日曜・祝日
診療時間 10:00~13:00/15:00~20:00
※火曜日のみ17:00まで
休診日 木曜・土曜午後・日曜・祝日
歯科コラム
COLUMN
小児期から矯正治療を検討する際、治療方法の選択に悩む方は少なくありません。小児矯正の治療方法や開始時期は、お子さまのお口の状態によって一人ひとり異なります。
本コラムでは、小児矯正治療の種類や使用する装置について詳しく解説します。また、当院で提供しているお子さま向けのマウスピース矯正についてもご紹介します。治療方法を知ることで、お子さまに最適な矯正治療を選ぶ参考になるはずです。ぜひ最後までお読みください。
小児矯正は1期治療と2期治療に分類されており、それぞれ治療の目的や内容は異なります。
1期治療は、顎の成長を利用して上下の顎のバランスを整え、永久歯がきれいに生えるための準備を行う治療です。対象となるのは、永久歯が生えそろう前の6~12歳ごろのお子さまです。
主な矯正装置
・拡大床:顎の幅を広げて歯列にスペースを確保します。
・マウスピース型矯正装置:歯列に適切な力をかけて矯正します。
・急速拡大装置:特に上顎を急速に広げるための装置です。
これらの装置を使用して顎の幅を広げることで、永久歯が正しい位置に生えるようサポートします。
2期治療は、永久歯が生えそろった後に歯並びを整える治療です。大人が行う矯正治療とほぼ同じ方法が用いられます。
主な矯正装置
・ワイヤー矯正装置
・マウスピース型矯正装置
顎のバランスに問題がない場合は、2期治療から矯正を始めることもあります。
治療方法や開始時期は、お子さまの症例によって異なります。早期治療が必要な場合を見逃さないためにも、歯科医院で定期的に歯並びや噛み合わせの状態をチェックすることをおすすめします。
お子さまに最適な治療方法を選ぶために、歯科医師と十分に相談しましょう。
1期治療と2期治療の違いについては、以下のコラムでも解説しています。併せてご参考ください。
小児矯正の1期治療、2期治療はなにが違うの?
従来の小児矯正では、顎の矯正と歯列の矯正を段階的に行う必要がありました。
しかし、インビザライン・ファーストは、顎の発育をサポートしながら、永久歯を正しい位置に導くことができます。そのため、2期治療が必要になった場合でも、治療期間を短縮できる可能性があります。
・目立ちにくい:透明なマウスピースのため、矯正器具が目立たず、見た目を気にせず治療できます。
・矯正器具やお口を清潔に保ちやすい:取り外しが可能なので、歯磨きがしやすく、お口の中を清潔に保てます。
・食事の制限がない:装置を外して食事ができるため、好きな食事を楽しめます。
インビザライン・ファーストには以下のデメリットもあります。
・装着時間の管理:計画通りに治療を進めるためには、1日20時間以上の装着が必要です。
・紛失のリスク:簡単に取り外しができるため、矯正器具を紛失する可能性があります。
1期治療・2期治療にかかわらず、矯正治療にはそれぞれメリットとデメリットがあります。お子さまに最適な治療方法を見つけるために、ぜひ一度当院までご相談ください。丁寧にサポートいたします。
Q1:インビザライン・ファーストは誰でも治療できますか?
A1:インビザライン・ファーストには適応条件があります。たとえば、第一大臼歯が生えていること、前歯が2/3以上萌出していること、乳歯または未萌出の永久歯が2本以上あることなどが挙げられます。具体的な適応については、まず歯科医院でお口の状態を確認してもらいましょう。
インビザライン・ファーストの適応条件については、以下のコラムをご参考ください。
インビザライン・ファーストの適応条件について把握しておきたいこと
Q2:インビザライン・ファーストの治療にかかる期間はどれくらいですか?
A2:症例によって異なりますが、6か月から1年半が一般的です。重度の歯列不正や虫歯があると治療期間は長くなります。また、マウスピースの装着時間を守れていない場合は計画通りに治療が進まないため、治療期間が延びる恐れがあります。
■ 略歴
■ 略歴