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インビザラインで後悔する人の特徴と失敗しないためのコツ

矯正歯科

インビザラインで後悔する人の特徴と失敗しないためのコツ

「インビザラインで歯並びをきれいにしたいけど、もし失敗して後悔したらどうしよう…」
費用も時間もかかる矯正治療だからこそ、このような不安から、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
確かに、治療が予定より長引き、期待していた効果が得られず後悔する人が一定数存在するのも事実です。しかし後悔する人にはいくつかの共通する原因があります。
本コラムでは、インビザラインで後悔する人の特徴や原因を解説し、治療で失敗しないためのコツを紹介します。

インビザラインで後悔する人の特徴

インビザラインで失敗する原因として、以下のようなものが挙げられます。

・マウスピースの装着時間や交換時期を守らなかった
・セルフケアを怠った
・費用や治療期間に対する認識が甘かった

マウスピースの装着時間や交換時期を守らなかった場合は、歯が計画通りに移動せず、治療の遅れや失敗につながる恐れがあります。
また、歯みがきや歯科医院での定期メンテナンスを怠ると、虫歯や歯周病が進行し、インビザライン治療が継続できなくなるケースもあるため、注意が必要です。
さらに、費用や治療期間について事前に十分な理解がないまま治療を開始すると、途中で通院や支払いが難しくなり、治療を継続できなくなるリスクもあります。
加えて、歯科医師の不適切な判断も治療失敗の一因として挙げられます。

インビザラインで失敗しないコツ

インビザラインで失敗しないコツは以下の2つです。

・信頼できる歯科医院を選ぶ
・自己管理を徹底する

まずは信頼できる歯科医院を選ぶことが重要です。歯科医師の経験や技術が不足していると、適切な治療計画が立てられず、希望通りの歯並びが実現できなくなるおそれがあります。
治療内容やワイヤー矯正との比較、費用に関して、詳細に説明できる歯科医師であれば信頼できるため、カウンセリング時に確認してください。
治療について不安や疑問がある場合は、歯科医師と密にコミュニケーションを取りましょう。納得したうえで、指示に従い治療を進めてください。
また、治療中はマウスピースの装着時間や交換時期を守り、セルフケアを欠かさず行いましょう。治療を成功させるには、患者さまの自己管理が不可欠です。
インビザライン治療を検討中の方は、ぜひ当院にご相談ください。治療内容をわかりやすく丁寧にご説明し、患者さまの不安を解消したうえで治療を提供いたします。

 

Q1:マウスピースの装着時間は?
A1:マウスピースは1日22時間以上の装着が必要です。

Q2:治療中の痛みが不安です。インビザラインは痛いですか?
A2:インビザラインはワイヤー矯正と比較すると、痛みが少ないとされています。
痛みの原因や対処法については、以下のコラムをご参考にしてください。
マウスピース矯正の痛みについて

記事監修 向井⻭科 院⻑・⻭科医師 向井 紀文

記事監修 向井⻭科 院⻑・⻭科医師 向井 紀文

略歴

  • 歯科医師
  • 歯学博士(1993年 大阪大学)

略歴

  • 1993年大阪大学歯学部卒業
    大阪大学歯学部口腔外科入局、博士号取得
    口腔外科手術のエキスパートとして、大阪労災病院、
    愛郷会笠利病院、名瀬徳洲会病院に出向
  • 2002年大阪府四條畷市にて「向井歯科院」を開業
  • 2008年「医療法人紀文会 向井歯科」となり現在に至る

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