矯正の症例をご紹介

こんにちは。院長の向井です。
朝晩はめっきり寒くなって参りました。
日増しに秋の終わりと
本格的な冬の到来を感じています。

来月にはクリスマスや年末年始といった
楽しいイベントがたくさんあるので、
気温の変化で体調を崩してしまわぬよう
皆さまも十分お気を付けください。

さて、イベントなどで記念撮影をする際に
気になるのが口元です。

今回は矯正を希望して来院された患者様の
治療例をご紹介したいと思います。

ご来院時は、前歯の出っ張り感が気になるとのことで
インビザラインでの矯正をご希望でした。
しかし診察したところ、
単に矯正を行えば良いという状態ではなく、
矯正の前に親知らずの処置を
しなければなリませんでした。

 

 

こちらの画像で分かる通り、上下左右の
親知らずが埋伏していて、
その上、上顎においては
埋伏している親知らずが
第二大臼歯の根を
吸収しています。

そこでまずは、上顎の根を吸収した
第二大臼歯を抜歯して、
上顎の親知らずには素直に萌出してもらい
歯列全体を広がるように、移動させました。

 

 

今は親知らずが
しれっと第二大臼歯のふりをしています。

 

 

親知らずを抜歯すると、
隣の第二大臼歯の根が露出したり
ポケットが残って管理が難しくなったり
することがあります。

今回は第二大臼歯を抜歯した後、
歯と歯の間にポケットを作らずに済んだので
そういったトラブルもなく、
矯正がスムーズに行えました。

 

 

下顎の親知らずは抜歯しています。
抜歯のみの、小規模な手術で
解決することができました。

当院には他院から親知らずの抜歯を
依頼される事があるのですが、
矯正が前提であれば今回のように、
第二大臼歯の抜歯で解決できる可能性もあります。

疑問や気になる点がありましたら、
お気軽にご相談ください。

 

 

 

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