向井歯科ブログ


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歯牙移植後16年経過

歯科治療全般

こんにちは。院長の向井です。
毎年6月は食育月間 に設定されており、
食べることの大切さを再確認する季節です。

食事の満足感を得るため大切なのは、
やはり「噛むこと」です。
食育の一環としても、
しっかりと歯のケアを心掛けましょう。
健康的な食事と歯のケアを通じて、
食育月間を有意義に過ごせるといいですね。


さて、今回はご自身の歯を移植した、
自家歯牙移植の症例についてご紹介します。

こちらの患者さんは2005年が初診で、
歯周病が進んでおり、上顎左右の6番目
(前歯から数えて6番目の第一大臼歯)が
保存不可能な状態でした。

歯牙移植後16年経過

そこで抜歯後に歯周病を治療、

下顎左右の一番奥にある8番の歯を移植し、

補綴しました。

歯牙移植後16年経過

その後は経過を見ながら、

清潔な口腔状態を保つために矯正治療を施しました。

歯牙移植後16年経過 歯牙移植後16年経過

こちらは2008年の時の画像です。

 

状態は安定し、そこから16年ほど順調に過ごされました。

歯牙移植後16年経過

しかし、2024年。71歳を迎えられ、
右の歯に限界が訪れました。
そこで、インプラントをすることに。

移植の際には保って5年ほどの見込みと
お伝えしていたため、
想定より長く自分の歯を使えて
よかったと喜んで頂けました。

このような症例も含め、
当院では患者様のお口の状態に合わせて
最善の治療法をご提案させていただきます。

お口の状態にお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

 

 

 

医療法人 紀文会 向井歯科
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