未来を見据えた治療

こんにちは。院長の向井です。
10月も終わりが近付いてきました。

今年は11月7日頃が立冬にあたり、
暦の上ではもうすぐ冬を迎えます。
寒さに負けず、
健康に毎日を過ごしていきましょう。

さて、今回は季節の節目に、
患者様の治療歴の振り返りを
ご紹介してみたいと思います。

12年前から当院に通っていただいている
患者様の記録です。

始めてお越しになったのは2011年8月です。
左下の7番が破折。6の分岐部 に穿孔があり
閉鎖していました。
メタル修復に失活歯の根の強度が足らないであろう
状態でした。

それまでに掛かっていた歯科医院で
入れ歯になるだろうと診断され、
なんとかならないかという
ご相談で当院を受診いただきました。

こちらの画像は、2013年2月に撮影したものです。
右に埋伏していた8番の歯を移植して2年が経過
しています。根が折れにくくなる効果を狙い、
咬合面をハイブリッドに変更しています。

そこから更に5年が経過した、2018年11月の画像です。
根に外部吸収が起こり、抜歯に至り、
インプラントを埋め込みました。
６番も分岐部病変悪化にて根分割しています。

それから5年後の2023年10月の画像です。
6番も破折によりインプラントでの治療をしました。

患者様ご本人からは、「よく粘ってくれた」と
お褒めのお言葉を頂きました。
しかし、インプラントにしたからといって
ここで終わりではありません。

より良い状態を保てるよう、今まで通り定期的に
ご受診いただく予定です。

お口の健康には、継続したケアが何より大切です。

患者様の気持ちに寄り添い、希望に沿った
治療のため、当院は最善を尽くしてまいります。
気になる症状などありましたら、
お早めにご相談ください。

 

 

 

医療法人 紀文会 向井歯科
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