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仮のインプラントが活躍した歯周病の症例

インプラント

こんにちは。院長の向井です。

 

6月も半ばとなり、紫陽花が見頃を迎えましたね。全国的に梅雨入りする地域が増えてまいりましたが、皆様お変わりありませんでしょうか。くれぐれもご自愛ください。

 

さて今回は仮のインプラントが大活躍となった歯周病の症例をご紹介いたします。

 

仮のインプラントが活躍した歯周病の症例

こちらの写真は、交通事故で前歯4本を失い、近医で、8本のブリッジで対応されていましたが、すべての歯の動揺が激しく抜歯をして上下の総入れ歯を勧められたとのこと。

 

仮のインプラントが活躍した歯周病の症例

重度の歯周病で、歯を固定しないと抜けてしまう状態。本来歯周病がないか、ある程度安定しないとインプラントをしたくないのですが、問題があればすぐ撤去する約束でテンポラリーな仮のインプラントを植立し、何とか歯牙を固定できました。そのおかげで、歯周治療も可能となり、1本を除いて抜歯は回避できました。9本使った仮のインプラントは細くて折れやすいので2年程で太い本来のインプラントと交換しましょうといっていたのですが、気が付けばトラブルがなく15年使っています。骨形態の改善のために歯牙の挺出を行っています。これ以上は触らせていただけないので残念ですが、細いインプラントの上に汚れにくい材質の仮歯のままですが、柔らかいので折れないのはそれがよかったのかもしれません。本人もこのままできるだけ様子を見たいというので、メンテナンスしながら様子を見ています。仮のインプラントが大活躍した歯周病の症例でした。

 

向井歯科では、患者さまの状況に応じて、最良の選択を考えさせていただきます。お気軽にご相談ください。

 

 

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