診療時間 10:00~13:00/15:00~20:00 ※火曜日のみ17:00まで
休診日 木曜・土曜午後・日曜・祝日
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※火曜日のみ17:00まで
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CANCER
口腔がんとは、文字通り口の中に生じるがんの総称です。歯肉や舌、唇などできる部位によって分類されています。日本では他の先進国に比べ、患者数が増加傾向となっているがんでもあります。
口腔がんになると出血や潰瘍が見られたり、腫れやしこりができたりします。視診や触診で確認できますが、顎下の唾液腺や食道近くにできたり、周囲の組織に広がる浸潤性のがんだと、わかりにくい場合があります。
向井歯科ではこうした口腔がんも早期に発見できるように、「ベルスコープVx」という口腔内蛍光観察装置を導入しています。ベルスコープVxで口腔内に特殊な光を照射すると、異常のある粘膜は青色光を吸収し、モニターに暗く映ります。見た目だけではわかりにくい口腔がんも発見可能です。
口腔がんは、歯肉炎や歯周病などと症状が似ている場合があることから、発見が遅れてしまうケースもあります。早期に対処すれば簡単な治療で済み、治癒率も高い病気ですが、進行させてしまうと舌や唇の一部を失ってしまう可能性もあります。患者さまにとって、口腔機能的にも見た目にも大きなダメージをもたらしかねない病気です。
喫煙や飲酒の習慣がある方、不適合の補綴物を使い続けている方などは、口腔がんのリスクが上がります。些細な異変だと自己判断せず、当院のがん検診をお受けください。
・口腔内に光を照射するだけなので、痛みや熱さなどは発生しません
・薬剤や染色液を使用しないので、患者さまに負担をかけません
・検査の所要時間はおよそ20分間です(症例により差があります)
口腔内蛍光観察装置 VELscope®Vx(ベルスコープ)
「ベルスコープVx」はアメリカFDAに認可、米国生命保険会社も推奨する、何百万例もの検査により優れた実績が証明された技術です。日本では、2015年3月に医療機器として正式に届出されております(一般医療機器届出番号:13B1X10181000046)
口腔がんは、初期症状で悪性腫瘍だということがわかりにくい病気です。
痛みなどの違和感が続いたり、いつまでも治らない口内炎や腫れがある場合には、症状が進んでいる危険性もあります。
口を開いたときに見える範囲以外にも、喉の奥の方など、見えにくい場所に生じる口腔がんもありますので、口腔外科で定期的に検診を受けるようにしてください。
まずは次のような症状がないか、セルフチェックしてみましょう。
STEP
01
問診票への記入
喫煙や飲酒等の生活習慣や現在のお口の気になる点についてご記入いただきます。
STEP
02
歯科医師による視診・触診、写真撮影
お口の中に異常が無いか診察いたします。しこりや盛り上がりのような異常を発見した場合は、お口の中を撮影します。
STEP
03
ベルスコープVx(口腔内蛍光観察装置)を用いた観察、写真撮影
装置を用いて目では発見できない病変組織が無いか観察・撮影します。
STEP
04
検査結果に基づいたカウンセリング
■ 問題がなかった場合
引き続き、最低でも年に1回の検診を受けてください。
■ 異常が見つかった場合
大学病院などをご紹介しますので、治療を開始してください。
・薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、歯科診療時に口腔内に照射して、口腔軟組織を観察するために使用するものです。
・ベルスコープを使用して行なう口腔がん検診は、自費での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・あくまで診断の補助として使用する機器となり、機器の利用に加え歯科医師が診察を行ない判断します。